西武岸孝之投手(25)がフォーク解禁?

 で4連勝を狙う。20日のソフトバンク戦を前に、19日は福岡ヤフードームで最終調整。投球練習を行い、フォークとシュートを試投した。フォークは1年目の07年秋から習得に挑戦してきたが、チェンジアップを本格的にものにしてからは、投げなくなっていた。さらなる進化を求め、久々にフォークの封印を解き「まだ遊びですよ」と言いながら、含み笑いして実戦での解禁もにおわせた。

 持ち球は直球、カーブ、チェンジアップを軸に、スライダーと合わせて4種類。現在は3連勝中で「今以上の安定感はない」という好調ぶりで、どの球種も精度は高い。たとえ見せ球でも、そこにフォークが加わるだけで、打者には厄介になる。「投げやすいマウンド。悪いイメージはないです」と自信をもつ敵地マウンドに、新たな武器をひっさげて立ちはだかる。

 [2010年4月20日8時53分

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