8月末で閉鎖され、年内にも解体予定の旧広島市民球場(広島市中区)をめぐり、保存を求める住民グループ「旧広島市民球場の歴史と未来を守る会」のメンバー2人が8日、広島市に解体の差し止めを求める訴訟を広島地裁に起こした。訴状によると、57年に原爆ドームのそばに完成した旧球場は、被爆からの復興のシンボルだった。解体により、憲法13条の「幸福追求権」が侵害される、としている。守る会は8月、解体の禁止を求め同地裁に仮処分を申請していたが、この日に取り下げた。

 [2010年10月9日10時38分

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