日本ハム中田翔内野手(21)が3年目のオフでプロ入り初の昇給を果たすことが分かった。左ひざ半月板の手術もあって実戦から遠ざかった時期はあったが、下旬に予定されている契約更改交渉を前に、球団幹部は「今年はアップです。試合にも出場していますから」と明かした。1年目は300万円減、イースタン・リーグのシーズン本塁打記録(30本)を樹立した2年目は1200万円の現状維持。今季は7~8月にかけて11戦8発と本塁打を量産するなど65試合で打率2割3分3厘、9本塁打、22打点。潜在能力からすれば物足りないが、3年目で一定の結果を残したことで、あたたか~いオフが訪れそうだ。

 [2010年11月14日10時59分

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