日本ハム梨田昌孝監督(57)が“佑ちゃんフィーバー”を歓迎した。16日、人口約8400人の本別町で約600人の観衆を前に講演会を行った。遠く千葉・鎌ケ谷での斎藤佑ら新入団選手歓迎式典について「今日も大変らしいね」と気にかけ「他の選手にとっても刺激になる」と、続けた。

 フィーバーは合同自主トレ期間だけでなく沖縄・名護キャンプも続くことは間違いない。これまで特にダルビッシュや中田が注目の的となってきたが、今年は斎藤佑が加入したことでファンや報道陣の視線が分散する。梨田監督は「中田も集中できていいかもしれない」と話した。

 阪神金本やツインズ西岡との合同トレーニングなどでキャンプインの準備を進める中田について、梨田監督は「しっかり現実をとらえている。(斎藤佑)効果が出ている」。講演会でも「中田もプロの自覚が出てきました。11画の“字画”が」と、中田の漢字の画数(実際は9画)になぞらえ、得意のダジャレを交えて認めていた。

 [2011年1月17日11時16分

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