<阪神2-0広島>◇16日◇甲子園

 阪神真弓明信監督(58)が、今季限りで辞任することが16日に決定した。広島戦の試合前に3位巨人が中日に勝利してCS進出が消滅。2-0で勝利した広島戦後、真弓監督は「それなりの戦力をあずかっていて、結果が出せなかったということです」と話した。

 南社長によると、7日の横浜戦後に、横浜市内のホテルで会談し辞任を申し入れられたという。同日は南社長も今後の去就を話し合う予定でおり「あうんの呼吸で、監督の方から察していただいた」。真弓監督は、残り7試合も引き続き、指揮を執る意向。今季の最終戦は24日広島戦で翌25日にも辞任の記者会見が行われる見通しだ。

 また岡義朗野手チーフコーチ(57)も「一緒に責任をとるのは当たり前。私だけが残るわけにはいかない」と、球団に辞任を申し入れる意向を示した。