阪神中谷将大捕手(18)に「三刀流プラン」が浮上した。18日、安芸秋季キャンプで初めてマスクをかぶった。投内連係を行った後、ブルペンで捕手を務めた。「監督が見たいということだった。田淵さんがこんな感じだったのかな」。吉田バッテリーコーチは184センチで手足の長い大型捕手を、通算474本塁打の大砲の姿に重ね合わせた。今キャンプは外野と三塁の練習に励んでいる。練習試合・オリックス戦は「4番右翼手」でスタメン出場予定だったが雨天中止。「緊張したけどうれしかったです。(複数ポジションは)試合に出ることが最優先」。95年ロッテ五十嵐章人以来となる、投手以外8ポジション制覇の夢もある。