横浜尾花高夫監督(54)の退団が22日に発表されることが20日、分かった。同日、球団幹部と話し合いを行い、横浜市内の球団事務所で会見が行われる予定だ。

 現オーナー会社であるTBSホールディングスから、DeNAへの球団譲渡が合意。同社の春田会長は、新監督を招聘(しょうへい)する意向を示している。この日で日本シリーズも終了したことから、正式発表の運びになったとみられる。同監督は3年契約の2年目だが、チームは2年連続の最下位に低迷。球団売却問題も絡み、最終戦となった10月22日の巨人戦以降、1軍コーチ陣とともに、約1カ月間の休養という異例の状態が続いていた。岡本哲司総合コーチ(50)ら、コーチ陣の去就も今週中に発表される見込み。今後は、近日中にGM就任を正式要請されることが確実な高田繁氏とともに、来季新体制の組閣を急ピッチで進めていくことになりそうだ。