“ポストダル”は2月に決断する。日本ハム栗山英樹監督(50)が19日、北海道庁で高橋はるみ知事(58)を表敬訪問。ダルビッシュ有投手(25)のレンジャーズ移籍が決定したことを受けて「(ローテをかけた)椅子取りゲームが始まる。(練習試合などの)結果は重視していきます。オープン戦からは(実績あるベテラン投手に)枠を空けなければいけないし、早い時期に決めなければ」と、キャンプ中にローテを確定させる考えを明かした。

 キャンプ第2クール初日の来月7日から紅白戦がスタートする。同監督は「球がまだまだだと思っても、結果としてアウトを取り、打者を抑えていればいい。シビアになっていく」と話し、開幕投手有力候補の斎藤を含め、若手にとっては勝負の1カ月間となる。

 移籍するエースには「最低でも18勝。うまくいけば20いくつくらいまでいくんじゃないか」と笑顔でエールを送った。【本間翼】