ヤクルトの裏方スタッフ43人に、総額約110万円の特製「青木グラブ」が届いた。3日、雨天中止になった中日戦前に、昨年オフにヤクルトからブルワーズ入りした青木宣親外野手(30)から、1、2軍の打撃投手やブルペン捕手、トレーナー、通訳、用具担当、広報らにグラブが贈られた。

 ブルワーズカラーの紺の革に、金の縁取り。全スタッフの名前が刺しゅうされ、内外野、捕手用など希望に応えた。青木は「8年間陰ながら支えていただきありがとうございました。皆さんの力なくして技術、精神の向上はなかったと思います。長いシーズンいろいろなことがあると思いますが、スワローズのサポートをよろしくお願いします」と、感謝の言葉を添えた。

 青木はこの日、大リーグで9試合連続安打を放つなど、好調をキープしている。貯金3で前半戦のヤマ場を迎えるヤクルトにも、福を呼んでくれれば最高だ。