日本ハム中田翔内野手(23)が杉谷、西川、中島と年下3人の“子分”を引き連れて、休日返上でバットを振った。フリー打撃では投手を務め、大阪桐蔭高時代の最速151キロ右腕の片りんを見せた。打席に立った杉谷は、剛速球に腰が引けてタジタジ。3球で空振り三振に仕留めた“親分”は「ガチで投げた。打たせないよ、(杉谷)拳士ごときに」と不敵な笑みを浮かべた。今日10日ロッテ戦(札幌ドーム)はハーラートップの成瀬が相手。首位攻防戦へ向け「バットを振ってなんぼ。いい投手だけど、甘いボールがあれば自分のスイングをしたい」と、剛速球同様に気合十分だった。