中日守護神の岩瀬仁紀投手(37)が左肘の張りを訴え、今日23日の球宴第3戦(盛岡)の登板を回避することが決まった。全セの指揮を執る中日高木監督が「状態がよくないみたい。投げられないわけじゃないけど、昨日も無理するなと言った」と説明。21日の第2戦(松山)も同様の理由で回避していたことを明かした。

 岩瀬は17日の広島戦で2点リードの9回に3失点してサヨナラ負け。同監督は「あの時もキレが悪かった」と振り返った。ここまでチーム最多の38試合に登板してきた疲労は否めない。この日の出場選手登録抹消は見送られたが、今後の状態次第では戦線離脱する可能性も否定できない。セットアッパー浅尾も右肩関節鍵板の損傷で1軍復帰にメドが立っておらず、中日にとってはダブルパンチ。代役はソーサを中心に総力戦で臨む方針だ。

 また左太もも肉離れで抹消中の荒木雅博内野手(34)は23日の球宴で実戦復帰する予定。25日の後半開幕阪神戦での出場を目指す。