<広島7-0阪神>◇5日◇マツダスタジアム

 阪神平野恵一内野手(33)は痛恨の送球ミスを猛省した。初回1死三塁で内野は前進守備隊形。3番梵が二塁正面に強いゴロを放つと、平野の本塁送球は三塁方向に逸れて間一髪で先制点を奪われた。「打球に体が振られてしまった。情けない…。明後日から試合がある。努力していきたい」と沈痛な表情。久慈内野守備走塁コーチは「ボールを握れてないもんな。(三塁走者赤松の)足を考えたら慌てるのも分かるけど。握れなかったら勝負にならない。ストライクなら余裕でアウト。あれだけの選手だし、防げるミスだった」と悔しがった。