巨人は3日、原辰徳監督(54)の女性問題を扱った週刊新潮10月11日号の記事について「事実無根」とコメントした。同日、原監督を告訴人として記事に登場する女性に対する名誉毀損(きそん)容疑の告訴状を警視庁に提出。また巨人と原監督は同日、週刊新潮に記事の取り消しと謝罪を求める抗議書を内容証明郵便で送った。巨人によると、原監督は「記事は事実無根。法に照らして罰してほしいと思い、告訴を決めた」としている。

 読売新聞社は3日付朝刊で週刊新潮10月11日号の広告について、タイトルを一部削除して掲載。「もう一人の愛人が告白

 『原辰徳』ヘソの下は紳士じゃない!」のタイトルのうち、原監督の名前部分を空白にした。読売新聞グループ本社広報部は「広告を掲載した経緯は従来、答えていない」。週刊新潮編集部は「広告のタイトルは言論だと考えている。一方的な判断で掲載しないのは、言論機関として自殺行為に等しい」としている。