阪神中村勝広GM(63)は西岡剛内野手(28)、福留孝介外野手(35)、五十嵐亮太投手(33)の日本人メジャーリーガーとの交渉が活発化していく見通しを語った。前日29日にメジャー視察のため、藤川球児投手(32)が渡米。守護神の流出は避けられない状況だ。

 同GMは「それ(流出)ありきで、最悪の事態を想定して動いている」と話した。米球界ではワールドシリーズが終了。オフの移籍が本格的になる。メジャー志向のある五十嵐の動向を慎重に見守っていく構えだ。阪神は3選手全員の獲得を目指しており「年内には決着するんじゃないか」と話した。