オリックス高橋信二内野手(34)が29日、キャンプ地宮古島入りし、日本ハムから移籍した糸井嘉男外野手(31)から「わびの電話」があったことを明かした。「あいさつがありました。大事なことだからね」と話した。

 日本ハム時代にかわいがってきたが、トレード移籍決定後にあいさつがなく、前日28日に「あれだけ飯食って、飲ませてやったのに、電話もしてこない。新しい環境だし、誤解されることもある。日本でやる以上、人としても磨かないといけない」と話していた。

 怒りを表したのは、球界を代表する選手だからこそ、プレー以外の面こそ大切にしてほしいという親心だった。会話の内容こそ明かさなかったが、糸井の心に響いていたはずだ。