阪神新井貴浩内野手(36)が19日、高知・安芸2軍キャンプでリハビリをスタートさせた。右肩リハビリのために1軍キャンプ初日から別メニュー調整を続けていたが、背中の張りもあり第3クールはフリー打撃を回避。2軍で再調整することが決まっていた。

 この日は室内練習場で約40メートルのキャッチボールを行い、上半身や体幹トレーニングに励んだ。「背中は若干張っている」と言いながらも「焦りはない。何を焦ることがあるのか」と、力強い口調で言った。確認程度のバットスイングも行った。

 実戦出場のメドについて権田トレーナーは「フリーを打てるようになってからが実戦のメド」と説明。28日まで安芸で調整した後、状態次第で1軍に合流する方針で、慎重にリハビリを進めていく。