現役最年長47歳の中日山本昌投手がチームの窮地を救う。壊滅状態の先発陣に光をともすため、明日27日にウエスタン・リーグのソフトバンク戦(雁の巣)で先発。好結果を出し、気をもむ高木監督も安心させる。

 25日、ナゴヤ球場で練習後に福岡に入った。「とにかくやることをやって、お声がかかれば」。1軍から今中投手コーチも同行する今日からの3連戦はブラッドリー、西川、伊藤、朝倉も含め、開幕2カード目の阪神3連戦の先発の座をかけた“試験”。大ベテランも「いつも言っているけど競争。競わなきゃダメでしょ。みんな頑張っているんだから」と若手と横一線で競う。

 今月中旬にインフルエンザを発症し離脱した。1度は開幕ローテから外れたが、お家の一大事もあり、急ピッチで滑り込みを狙う。