阪神ランディ・メッセンジャー投手(31)が来日4年目で初の開幕投手を務める。28日は神宮で最終調整。阪神の外国人投手では87年のキーオ以来、26年ぶりの大役だ。「興奮しているよ。早くシーズンが始まってほしい。開幕は普段と違う感覚になるだろうけど普段通りにできるようにやりたい」。198センチの大きな体に気合がほとばしった。

 昨季、対戦打率4割2分9厘と打ち込まれたバレンティンや川端が故障のため不在。助っ人右腕にとってプラス材料だが「出てくる選手も悪くない。甘く見ていたら痛い目に遭う。球が高めに行くと打たれる。低めに集めたい」とスキを見せない。昨季ヤクルト戦は1勝2敗、防御率2・79だった。開幕投手の助っ人が白星なら65年バッキー以来、48年ぶりの偉業になる。