FAで古巣復帰したソフトバンク寺原隼人投手(29)が、24日の日本ハム戦(ヤフオクドーム)で移籍後初先発することが21日、分かった。開幕ローテ入りを期待されたが、3月15日のオープン戦(ロッテ戦)で背中の張りを訴えて降板し、リハビリ組に回っていた。今月12日のウエスタン・リーグ広島戦で実戦復帰。16日練習試合にも登板していた。

 次回は当初、明日23日のウエスタンリーグ・オリックス戦での調整登板が予定されていた。だが、ドラフト1位東浜の2軍降格により出番が回ってきた。ソフトバンクでは7年ぶりの先発となる。3月いっぱいはブルペンでの投球も禁止され、歯がゆい日々が続いていた。開幕直前には「元気ありませんよ」と落ち込んだような顔も見せたが、今は背中もすっかり完治。満を持して1軍に昇格する。

 明日23日からの3連戦は大隣、寺原の順で先発し、3戦目は帆足が中7日で回る見込み。先発陣が踏ん張り、3カード連続勝ち越しの勢いを持続させたい。