日本ハムが13日、西アフリカのブルキナファソ野球連盟に用具を贈呈した。7月から、独立リーグ四国IL高知に練習生として参加するため来日中のサンホ・ラシィナさん(15)を通じ、札幌ドームで鶴岡選手会長が手渡した。

 バット10本、革手袋など段ボール1箱分ほどで、中田は個人的にもサイン入りバットを手渡していた。稲葉は「野球の発展のため頑張って」と激励。前日に鶴岡からメッセージをもらっていたラシィナさんは「たくさんの選手と会えてよかった」と笑顔。大谷の投打二刀流を聞くと「信じられないくらいすごい」と目を輝かせていた。

 ブルキナファソ野球連盟は99年に発足したばかり。ラシィナさんを支援する出合祐太氏(30)が、富良野市在住ということもあり、球団は「これからまた集まれば送りたい」と話していた。