日本ハム大谷翔平投手(19)が、前半戦最後となる今日17日西武戦(函館)で硬軟自在の打撃を披露する。先週2戦連続で本塁打を放つなど、右頬骨(きょうこつ)不全骨折の影響を感じさせない19歳は「(本塁打を打つ)コツはないけど調子自体は悪くない」とやる気満々だ。低いフェンスに両翼100メートル未満。天然芝という地方球場の特性を頭に「風の向きにもよる。ゴロだとイレギュラーもあるし意識したい」と、状況に応じてチーム打撃に徹する。

 函館入りした16日には、鍵谷、杉谷、中島とともに観光スポットの函館山山頂へ赴いた。英気を養い「なんとか1勝して前半戦を終えたい」と意気込んだ。