広島キラ・カアイフエ内野手(29)が、来季も残留方針であることが2日、明らかになった。球団首脳は「キラとバリントンは(残留)圏内にいる」と明言。途中加入ながら42試合で11本塁打を放つ大砲とともに、今季からの2年契約を結んでいるブライアン・バリントン投手(32)も残留する方針だ。

 広島市内の球団事務所で、外国人に関する編成会議が行われた。松田元オーナーをはじめ、シュールストロム、マクレーン両駐米スカウトも参加。獲得に向けリストアップされている約50人分の映像を確認し、現有戦力の評価など、約2時間の話し合いが持たれた。球団首脳は「(野手は)ヒットで打点を挙げられる選手がほしい。投手は面白いのが何人かいる」と説明し、来季の外国人選手は5~6人体制にする方針も明かした。キラ、バリントン以外の4選手については、リストアップしている選手の動向を見ながら判断することなる。