日本ハム大引啓次内野手(29)が、右肘痛のため15日ソフトバンク21回戦(ヤフオクドーム)を欠場した。蓄積疲労が原因と見られ、今後、東京都内の病院で精密検査を受ける予定。今日16日に出場選手登録を外れ、代わって金子誠内野手(37)が1軍に昇格する。

 今季、オリックスから移籍してきた大引は、正遊撃手として14日ソフトバンク戦まで117試合に出場。硬軟自在な2番打者としても、内野の要としても、攻守両面で欠かせない存在になっていた。シーズン終盤の離脱に大引は「投げたり打ったりすると痛みが走る感じで、ここ数日はひどくなっていた。最後は帰ってきたいと思っているが、僕が居続けていると邪魔になる」と、無念の表情だった。