西武からFA宣言した片岡治大内野手(30)が巨人入団の意思を正式に決断したことが11月30日、分かった。9年間所属した西武、獲得に名乗りを上げた楽天、オリックスに対し、電話で決断を伝えたようだ。11月27日に巨人と初交渉し、原監督が背負った「8」を提示され、電話でもラブコール。あこがれだった巨人の熱意に、気持ちは固まった。

 それでも、西武への愛着も強く、球団行事を終えるまで表明を控えることを決断。最後の行事だった選手会納会ゴルフが開催された翌日のこの日、各球団に筋を通した。公の場でも、近日中に意思を表明するとみられ、「巨人・片岡」の誕生も秒読み。早ければ今月上旬にも入団会見が行われるとみられ、両親、そして自身の夢だった巨人のユニホームに袖を通す。