広島松田元オーナー(62)が18日、大竹の巨人FA移籍に伴う人的補償リストが届いたことを明らかにした。獲得可能選手の名簿を確認し、「大体、予想通り(のメンバー)だった。これから検討する」と説明した。

 大竹の年俸はAランクに属し、旧球団は年俸の80%か人的補償+年俸の50%の補償を得ることができる。広島はすでに人的補償も求める方針を固めており、若手選手を中心に調査を進めている。この日は巨人から広島に通達する期限最終日となっていた。

 今後は来週中にも獲得候補選手を一本化する方向で、年内にも巨人側に返答するとみられる。戦力バランスを考慮しながら、人選を進めていく。