日本ハム中田翔内野手(24)が、プロレスラー並みの迫力ボディーを手に入れた。18日、千葉・幕張メッセで行われた日本ハムグループの商品展示会に出席。オフの徹底した肉体強化で、体重は昨シーズン中の108キロから100キロに絞った。一方で、1年目のオフに113センチだった胸囲は、122センチにサイズアップ。新日本プロレスの棚橋弘至とほぼ同サイズで、存在感を誇示し、タイトル総取りも宣言した。

 真っ黒に焼けた肌、独特の髪形、そして、スーツを着ても隠し切れない「いかつい肉体」は、威圧感たっぷりだった。「上は相当、やってきたからね。おっぱいも大きくなったし、腕も太くなった」。披露した上腕はボンレスハムのようで「(腕回りは)43~44センチあるんちゃうか」。たくましさを増した胸囲は、新日本・棚橋の120センチとほぼ同じ。身長、体重も変わらず「100年に1人の逸材」ともいわれるトップレスラーと、その姿がダブる。

 「本当は糸井さん(オリックス)や陽さんみたいな体になりたいんだけど、どんなに鍛えても、ズドーンとした体になっちゃう」と悩みはあるが、中田には「レスラー体形」がよく似合う。主砲の自覚たっぷりに「自分が取れそうなタイトルはすべて取りたい」と、鼻息も荒かった。【中島宙恵】