日本球界史上、最ものっぽな選手が誕生する。楽天の春季キャンプにテスト生として参加していた身長216センチのルーク・ファンミル投手(29=レッズ傘下3A)が合格の見込みとなった。安部井チーム統括本部長が21日、「メディカルで何も出なければ(入団に)問題ないでしょう」と明言した。既に仙台でメディカルチェックを受けており、近く判明する診察結果を待って正式決定となる。

 ファンミルの216センチは、ヒルマン(ロッテ、巨人)、ターマン(横浜)の208センチを上回り、日本球界史上最長身となる。18日の韓国KIA戦では最速151キロを記録。安部井本部長は「角度があり、直球には威力がある」とほれ込んだ。今日22日、沖縄に滞在中のチームに再合流させる。同じくテスト参加していたセルジオ・ミトレ投手(33)については、合否を保留。今後は、2軍キャンプに参加させ、テストを続ける可能性もある。