阪神歳内宏明投手(20)が27日DeNA戦(横浜)に先発することが20日、濃厚となった。歳内は10日の同カード(甲子園)に先発し、4回3失点だった。直近の19日ウエスタン・リーグ広島戦(由宇)では5回3失点(自責2)と好投していた。

 第6の男定着を目指す。この日、前日19日に2回1/3を投げ5失点だった榎田大樹投手(27)の出場選手登録を抹消した。中西投手コーチは「次に(1軍で)投げる日は伝えてある」としたが、ファームで登板予定の2試合で好投することが前提。岩田もいまひとつだっただけに、歳内が安定した投球をすれば、ローテの空席確保へ一気に近づく。

 ライバルは多く、結果が求められる。榎田は順調にいけば5月9日からの巨人3連戦(甲子園)に登板することが濃厚。次戦は24日のウエスタン・リーグ中日戦(甲子園)に登板する予定だ。また鶴もこの日ファームで5回3失点とまとめた。先発に再転向した岩本も結果を残している。歳内も少ないチャンスで結果を出すことが求められる。