日本ハム大谷翔平投手(19)の投打「二刀流」が、一時小休止する可能性が高まった。7日のDeNA戦(横浜)は前日に続いて雨天中止。4日の広島戦で左足首を捻挫していることもあり、栗山監督は「大事にしなければいけないところ。ゆっくり間をあけた方がいいかもしれない」と、今日8日中日戦(ナゴヤドーム)以降も欠場させることを示唆し、次回登板予定の11日巨人戦(札幌ドーム)まで、打者を休養させる考えを明かした。

 大谷は足の状態を「大丈夫です」と話すが、この日も打撃練習を回避。前回登板以降、1度もフリー打撃は行っていない。DeNA戦が2試合連続で流れたが、同監督は「(ローテの)軸はずらさないように」と、大谷の登板予定は変更がない。今回は「投」から、「打」を挟まずに再び「投」に向かうことになりそうだ。

 大谷以外のローテは一部再編を強いられた。2戦続けて流れたメンドーサは、仕切り直して明日9日中日戦(ナゴヤドーム)にまわる。続く巨人2連戦を大谷、浦野で戦い、14日ヤクルト戦(札幌ドーム)には中村が先発する見込みとなった。