日本ハム大谷翔平投手(19)が「エース試験」に臨む。雨天中止となった24日DeNA戦(横浜)に先発予定だった上沢は26日にスライドとなり、今日25日同戦は大谷が予定通り先発登板する。固定した理由について栗山監督は「先発として機能することを前提に考えてやっている。この1週間で、どんな投球ができるのか。やれると思っている」。主戦として中6日に固定させ、100%の力を発揮することを期待した。

 大谷はブルペンで約30球の最終調整。3戦連続160キロをマークしているように好調キープで「相手はどうでもいいです。自分のことをしっかりとやりたい」。堂々とした風格はすでにエース級だ。2試合続けてつっている右ふくらはぎに不安は残るが、水分補給で体調管理している。悪天候でマウンドは湿っているが「こないだもそういう感じだったので、気にしていません。足は大丈夫」と話していた。