楽天星野仙一監督（６７）が１８日、成績不振の責任を取り、今季限りでの辞任を表明した。

　－初めて辞意を聞いた時は

　三木谷オーナー

　ウソだろ？

　と。残念ながら今年は成績は振るっていないが、それにはいろんな要素があった。球団側の、私を含めて努力が足りなかった部分もあるし、来季以降、ぜひ復活して頑張って欲しいと考えていた。

　－４年間の功績をどう考えているか

　三木谷オーナー

　正真正銘、日本一の監督だと思っている。９年目にして新設球団を日本一。しかも強豪のジャイアンツを破って日本一に導いてもらって、我々にとって感謝の気持ちしかない。楽天という弱小球団に魂を注入していただいた。今後も楽天野球団に関わって欲しい。

　－どのようなポジションで関わって欲しいか

　三木谷オーナー

　野球のことを熟知していらっしゃる。球界でのネットワークがある、タイトルとかはまだ何ともいえないけど、もう少し高いところから球団に関わってもらい、アドバイスをもらえればいいのかな。

　－阪神時代のＳＤのようなものになるのか

　三木谷オーナー

　阪神の時はどうだったか我々も把握していないので、より実質的な役についてサジェスチョンいただくと。しっかりと働いていただくということですかね。

　－後任監督は今年代行を務めた人も候補か

　三木谷オーナー

　俺は絶対やってもらおうと思っていたんで、どうしようかと。困りましたね。候補は全ての人が候補に入るという感じ。星野監督に相談しながら、至急考えていきます。

　－球界再編から１０年。今後の楽天のビジョンは

　三木谷オーナー

　交流戦の数が減り、参入のころは一枚岩だった球界が、また何となくセ、パが分かれるような形になりつつある。プロ野球人気を含め、星野監督は非常に人気もあって、プロ野球界にとって宝だと思う。そういう人が現場を離れるということは、球界が一体となって頑張っていかないといけないと思う。