今季国内FA権を取得したオリックス坂口智隆外野手(30)の来季残留が30日、濃厚となった。

 坂口は「自分の立場は理解しているつもり。選手会長、キャプテンをさせてもらったので、それをふまえて話したい」と説明。すでに球団側と交渉を行い、条件提示も受けている。FA権を行使して他球団の話を聞くより、残留して復活を目指すことになりそう。同じく国内FA権を取得した平野佳寿投手(30)はこの日、ほっともっと神戸で瀬戸山球団本部長と約10分間話し合った。「もう少し考えて結論を出したい」と返答は保留したが、残留が濃厚だ。