楽天アンドリュー・ジョーンズ外野手(37)の残留が微妙であることが22日、分かった。

 球団は今月末までに、来季も契約予定の選手一覧である保留者名簿をNPBに提出する義務がある。ジョーンズを載せるかについて、安部井チーム統括本部長は「この1週間の動きですね」と明言を避けた。名簿から外れた場合は自由契約となり、他球団も交渉が可能となる。ジョーンズは2年間で50本塁打も、通算打率は2割3分2厘にとどまった。球団は長打力や選球眼は評価しているが、オリックス・ペーニャ、DeNAブランコを補強候補に挙げている。本人が希望する残留は、今後の補強次第だ。安部井本部長は、ジョーンズを含む外国人選手について「今のスピード感でいくと、いったん保留者名簿を外さないといけなくなるかも知れない。その上で、再度、契約交渉する可能性もある」と説明。他球団流出も覚悟で、来季の大砲を決める。