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小笠原が新人の教育係を志願
何でも聞きに来い! 巨人小笠原道大内野手(34)が8日、新人の教育係を買って出た。左ひざ手術から復帰を目指す今オフは主にジャイアンツ球場でリハビリを続ける予定。来年1月に合同自主トレを行う新人選手と顔を合わせる機会が多くなる。同じ道をたどった先輩として「聞いてくれば何でも答えますよ」と、いつでもアドバイスを送る考えでいる。
手始めに、小笠原は入団直後のオフの調整について話した。「新人選手はこの時期、張り切りすぎてケガをするやつが必ず出てくる。張り切りすぎても、マイペースすぎてもいけない。自分はコーチじゃないから『こうしろ』とは言えないから、あくまで1つの例として聞いてほしいね」。無事に2月1日のキャンプインを迎えることの難しさを強調した。
初々しい新人たちの存在に刺激を受けながら、自身のリハビリも休まずに続けていく。来季の開幕を万全な状態で迎えるため「今年は年末年始の区切りはつけない。時間があれば、家でもできることをやっていく」と意気込んだ。ルーキーにとって、小笠原の姿そのものが“教材”になるに違いない。【広瀬雷太】
[2007年12月9日9時13分 紙面から]
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