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ヤクルト田中浩がバドミントン特訓
打倒オグシオだ! 今季、ベストナインを獲得したヤクルト田中浩康内野手(25)がオフの秘密トレに、本格的なバドミントンに挑戦している。高田新監督の目指す機動力野球に必要なスピードや瞬発力を求め、元全日本ジュニアメンバーを練習パートナーにして、足腰を鍛え上げるつもりだ。
実力者との出会いがきっかけだった。インターハイ2位の実績を持つ二宮和敬さん(26)は、尽誠学園卒の田中と同じ香川県というつながりで知り合い、都内の合同練習に参加。田中はスポーツ全般に自信を持っていたが、激しい運動量とスピードにガチンコ対決では「まったく歯が立たなかった」と0-11で完敗した。二宮さんは、人気沸騰中のあのオグシオこと小椋久美子、潮田玲子(ともに24=三洋電機)とも、全日本で合同合宿したこともある。「本物」にたたきのめされ、田中は持ち前の負けず嫌いに火がついた。
オグシオの2人とも初速で時速200キロを超え、男子の一流選手では300キロ以上になるスマッシュにも向かっていった。「思い切り打ってもらって、最初は反応もできなかった」。野球では味わえない未知なるスピード。想像以上に激しい運動量。コート内を動き回り、足腰はパンパンに張った。逆に続ければ、下半身強化と瞬発力の強化にもつながる。
「オグシオ? 負けられないですね」と冗談交じりに笑ったこの日は、クリスマス・イブを返上して戸田で3時間練習。来季二塁レギュラーを不動のものにするための本気度も伝わってくる。バドミントンで鍛えたフットワークとスピードは、球場拡張される来季の神宮球場で必ず生かされるはずだ。【柴田猛夫】
[2007年12月25日9時29分 紙面から]
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