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ソフトBがパウエル獲得発表、二重契約か

報道陣に説明する竹内氏(撮影・中村泰三)
報道陣に説明する竹内氏(撮影・中村泰三)

 ソフトバンクが29日、巨人を自由契約となったジェレミー・パウエル投手(31)と契約したと発表した。オリックスが11日に獲得を発表していたが、ソフトバンクの調査では正式契約には至っておらず、1年契約、推定年俸1億円プラス出来高の条件で統一契約書にサインを得た。一方でオリックス側もこの日、ファクスでやりとりしたサイン入りの統一契約書を公表し、正当性を主張した。二重契約と取られかねない事態に、パ・リーグが30日に両球団幹部を事情聴取し、善後策を話し合う。

 ソフトバンクは正午すぎ、パウエルの獲得を発表した。パウエルに関しては、オリックスが11日に入団で合意に達し、背番号「50」に決まったと球団HPでも発表した。しかし、ソフトバンク角田雅司球団代表によると「現地からの情報では、代理人から他球団と契約したという話は全く聞いていない」ため、正式契約に至っていないと判断。今月中旬から本格的な獲得交渉に入っていた。

 球団は25日にNPB(日本プロ野球組織)が更新した07年度自由契約選手のリストで、パウエルの名前を再確認。巨人退団の原因ともなった右ひざのメディカルチェックも済ませ、オリックスの2倍近い推定年俸1億円プラス出来高の条件を提示し、統一契約書へのサインを手にした。竹内孝規球団最高執行責任者(COO)は「うちは統一契約書への署名と押印は済ませている。仮に問題があればパウエル側との問題」と強調し、こちらも球団HPで獲得を公表した。

 5年ぶりの日本一を目指すソフトバンクだが、エース斉藤が右肩手術の影響で今季絶望の可能性もある。球団に先発投手の緊急補強を要請していた王監督は「攻撃的な投球にはてこずっただけに、投手不安を抱える現状において、力強いメンバーが加わってくれた」と広報を通じてコメントした。【中村泰三】

[2008年1月30日9時19分 紙面から]

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