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プロ野球ドラフト会議2007

大場「オリに当たった夢を見た」

ドラフト当日を指さし、笑顔を見せる東洋大・大場(撮影・前田祐輔)
ドラフト当日を指さし、笑顔を見せる東洋大・大場(撮影・前田祐輔)

 大学・社会人ドラフトが19日に東京都港区のグランドプリンスホテル新高輪で行われる。最大の目玉、東洋大・大場翔太投手(4年=八千代松陰)には巨人、阪神など6球団の競合が予想される。愛知工大・長谷部康平投手(4年=杜若)、慶大・加藤幹典投手(4年=川和)を含めたビッグ3を引き当てるのはどの球団か。大学、社会人で抽選が行われるのは1992年以来だけに、注目される。大場は18日、埼玉県川越市の東洋大グラウンドで、オリックスに指名される夢を見たことを明かした。

 大場の口から意外な夢の話が飛び出した。4週間ほど前のこと。「オリックスに当たった夢を見たんです」。担当スカウトが密着マークを続けてきたオリックスは大場の1巡目指名が確実で、正夢となるのか。「コリンズ監督が喜んでいました」と具体的な内容まではっきりと記憶している。

 現実の世界では、この日大場争奪戦への参戦を正式表明した横浜に加え、巨人、阪神など6球団の競合が予想される。大場は「評価していただくのはうれしいです。指名されたところにお世話になりたい気持ちが大きい」とあらためて12球団OKの姿勢を見せた。運命の日に向けては不安より、楽しみが大きいと強調。「小さいころはプロに入るのが夢で、中学からはプロで活躍できる選手になりたいと思ってきた。明日(19日)はそのスタートラインに立てる日」とリラックスした表情で話した。

 明治神宮大会では3日連続完投で初の大学日本一に導いた。プロでも鉄腕継続を目標に掲げる。「年間を通して投げられて、何年も続けて結果を残せるピッチャーになりたい」と理想を持つ。大学の公式戦は終了しているが、17日には早速ブルペンに入って約40球のピッチング練習を再開した。取材の合間を縫ってでも投げ続けるのは、志高い大場らしい。

 運命のドラフトは19日午後2時、開始となる。「指名された時にうれしい気持ちが込み上げてくると思う」と、その時を待ちわびている。【前田祐輔】

[2007年11月19日9時15分 紙面から]

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