国際武道大・仲沢広基内野手(21)は「伝統のあるチーム。小さいころからテレビで見てきたチームだから」とあこがれの巨人6位指名を喜んだ。原監督とも何かと縁があり、高校時代の恩師・村中監督は原監督と東海大相模でエースと4番の仲で、国際武道大の岩井監督は東海大時代の原監督を教えている。指名から30分後、岩井監督の携帯電話が鳴り、仲沢も直接、激励を受けた。「さわやかな中にも強い信念を感じました」。千葉県大学リーグでは8シーズンで5度のベストナインに輝き、通算117安打は同リーグ歴代2位の記録を残した。大学を代表する大型野手は「内野ならどこでも守ります」と開幕1軍を意気込んだ。