ドラフト1位候補の大野雄大投手(4年=京都外大西)を擁する佛教大が17日、逆転優勝に望みをつないだ。藤本翔午投手(3年=山陽)の完投で京都学園大に5-1で雪辱し、1勝1敗。18日の3回戦(草津グリーンスタジアム)に勝てば9連覇を果たす。「左肩棘下筋(きょっかきん)の炎症」を抱える大野は6球団8人のスカウトが視察のこの日も登板を回避したが、大学最後の決戦に向け「展開次第で出番はある。いつでも行けるようにします」と語った。菊野義朗監督(26)は代打を含めた起用の可能性を示唆した。