<東京6大学野球:明大15-7東大>◇第7週2日目◇23日◇神宮

 明大・野村祐輔投手(4年=広陵)が7回7奪三振4失点で1季自己最多の6勝目を挙げ通算30勝356奪三振とし、昨年の早大・斎藤佑樹(日本ハム)に次ぐリーグ史上7人目の「30勝&300奪三振」を達成した。3回に4連打を許すなど東大打線に9安打を浴び苦しんだが、4回から立ち直り、5回からの3イニングで5三振を奪った。1回の攻撃で自身の2点二塁打を含め8点を奪い気の緩みも出た。「そこでビシッと行かないと。立ち上がりの初回は良かったけど、自分のリズムにしきれなかった。ボールの走りがいい分、高めに浮いてしまった。ふがいない」と記念の勝利にも反省の弁を繰り返した。