日本ハムは26日、山田正雄ゼネラルマネジャー(GM)と大渕隆スカウトディレクターがドラフト1位で強行指名した花巻東・大谷翔平投手(3年)へ指名あいさつのため同校を訪問も、本人に会うことは出来なかった。「覚悟はしていました」と同GMは厳しい表情で振り返った。

 午後5時15分に同校へ到着したが対応したのは佐々木洋監督(37)のみ。約20分間、指名の経緯などを同監督に説明した山田GMは「佐々木監督には大谷君がどれくらいメジャーに行きたいのか、どうしてそうなったのかを聞いた。(同校先輩で西武の)菊池雄星君の影響が大きかったということだった」と話した。