西武がドラフト指名した千葉県の私立高校3年の男子生徒(18)が道交法違反(無免許運転、速度超過)の疑いで千葉県警に摘発されていた。7日、同校が記者会見して発表した。

 同校によると4日午前0時40分ごろ、東京湾アクアラインを走行中、29キロの速度超過で摘発され、無免許運転が発覚した。車は同校3年の別の男子生徒(18)の所有で、2人で東京に遊びに行った帰りだった。摘発された生徒は仮免許を取得しており「運転を無理に代わってもらった」と話しているという。

 記者会見には校長と野球部監督が出席し、生徒の反省文を読み上げて謝罪した。監督は「社会人として立派に生きていけるよう指導したつもりだったが、非常に残念だ」と悔しさをにじませた。

 監督宅で無期限の謹慎処分とし「十二分に反省させたい」としている。