◆ドラフト指名あり

 来年3月31日まで指名球団に交渉権があり、大リーグとの契約は4月1日以降になる見込み。3月31日までに国外プロ球団と契約を交わすことについて取り決めはないが、米球団が期限切れまで日本球界に配慮するとみられる。

 ◆ドラフト指名なし

 大リーグと交渉できるが、帰国後3年間は日本の球団に入団できない制約が生じる。08年、新日本石油ENEOSの田沢投手が国内球団に指名見送りを要望してレッドソックス入りした。これを受けたNPBは、ドラフトを拒否して国外プロ球団と契約した場合、高校生は3年間、大学・社会人は2年間、ドラフトで指名できない復帰制限を設け、申し合わせ事項として定めた。