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プロ野球2008年度契約更改

涌井「16」譲らん、石井一の背番号白紙

契約更改を終え会見に臨む涌井(撮影・為田聡史)
契約更改を終え会見に臨む涌井(撮影・為田聡史)

 西武涌井秀章投手(21)が12日、2度目の契約更改交渉を行い、球団が打診していた背番号18への変更を固辞した。年俸は前回提示と同じ5000万円増の8500万円(推定)でサイン。だが保留していた背番号問題は「入団したときの番号が16番なので、これからも16番でいきますと伝えました」と信念を曲げなかった。

 10日の第1回交渉で「まだ早いと思っている」と口にした18番への思いはやはり変わらなかった。「2日間考えたんですけど、やっぱりそんな簡単に背番号は変えられない」。18番の先輩であるレッドソックス松坂には相談せず、あくまで自身で決断した。「納得すればつけたいという気持ちはある。全部のタイトルを取ったらエースにふさわしい。ダルビッシュみたいになれればいいと思う」と同学年のライバルを目標に挙げ、18番を背負うための課題とした。

 球団は涌井が18番を受諾すれば、ヤクルトからFA移籍した石井一久投手(34)に16番を与える方針だったが、涌井が固辞したことで石井一の背番号も白紙に戻った。石井一は「希望はない」と21や12などで落ち着きそうだが、新たな問題が発生した。【大塚仁】

[2007年12月13日9時21分 紙面から]

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