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プロ野球2008年度契約更改

20勝宣言の内海、次回でサイン

韓国の女性ファンとグータッチする巨人内海(撮影・小松正明)
韓国の女性ファンとグータッチする巨人内海(撮影・小松正明)

 巨人内海哲也投手(25)が16日、19日に控える2回目の契約更改交渉について「次で終わりです」とサインする意向を明かした。7日の第1回交渉では4200万円増の7800万円の提示を保留し徹底抗戦の構えを見せていたが、1月上旬に高橋尚、金刃らとのグアム合同自主トレが控えていることもあり、越年回避を決断した。

 早く野球に集中したかった。プロ4年目で初の保留となったが、「(長引くのは)僕にとっても球団にとってもよくないことですから。いろいろ話も聞けたので」と胸中を明かした。上積みの期待はあるが、じっくり話し合えたことが収穫だった。

 この日、韓国ソウルで開催されたイベントでは「来年、日本一になってまた韓国に来ます。個人的な目標は20勝です」と大台達成を宣言した。前回交渉では厳しかった表情も、2日後にはスッキリしそうだ。(ソウル=小松正明)

[2007年12月17日9時16分 紙面から]

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