巨人の原辰徳監督(64)が侍ジャパンの若き4番のお目覚めを予言した。

12日、TBS系情報番組「サンデーモーニング」に遠征先の大阪市内のホテルから出演した。名物コーナーの「週刊御意見番」で、スタジオの江川卓氏(67)と共演。

WBCで侍ジャパンの4番を務める村上宗隆内野手(23=ヤクルト)は1次ラウンドのここまで3試合で10打数1安打で打率1割にとどまっている。昨季最年少で3冠王を獲得した“村神様”に「リラックスしろなんて言ったって、リラックスできる環境じゃない。日の丸というのはそれだけ重圧を感じて、重圧というものをパワーに変えないといけないわけですから」と心境を察した。

「日本を代表するバッターですから。必ずいい方向に行くと思います」と断言。その上で「積極性というものが今、足りない。打ちにいって見逃すではなくて、見逃して見逃しているような、打ちにいった時にボール球を打っているような。そういう感じがしますね。全てのボールを打ちにいって、打つボールは打つ、見逃すボールは見逃すという形になったら彼本来の良さが出てくると思います」と解説した。