1次ラウンドを全勝突破した侍ジャパンは試合後に、栗林良吏投手（26＝広島）を中心とした記念撮影をグラウンド上で行った。
撮影が終わると、栗林は各選手と言葉を交わしながら握手をし、頭を下げていった。その様子を見守っていたファンからも大きな拍手が送られた。
栗林は腰を痛めて1次ラウンドの4試合で登板がなかった。試合後に現在のコンディションについて問われて「もちろん残念です。僕だけ投げられてないので。（投げられるかは）やってみて、どうかなってとこですね。投げろって言われたら投げられるかもしれないですし。それが全力なのかどうかも自分ではわかんないですし。バッターの反応とかもわかんないですけど」と話した。
栗山監督は試合前の会見で「少し腰に張りがあったので、投げるっていうのをもう少しだけ待ってて、止めてる状況なので。その状況を見ながら」と、現状を説明。試合後も指揮官は「試合前に言った通りで、腰の張りの中でこっちが止めている状況。日々確認して、しっかりやっていきます」と、話すにとどめた。
