大会連覇を目指す米国が18日(日本時間19日)、4強入りを懸けてベネズエラと戦う。

1次ラウンドでカナダに圧勝するなど3勝1敗のC組2位で勝ち上がり。投手陣にはやや不安があるものの、打線は主将のトラウト外野手(エンゼルス)が打率4割1分7厘、チーム最多の6打点と好調。リアルミュート捕手(フィリーズ)もここまで2試合の出場だが打率6割と当たっている。

ベネズエラ戦の先発マウンドに上がるのは、21年にサイ・ヤング賞得票3位の右腕リン(ホワイトソックス)。17日の前日会見では「登板が楽しみだ。相手は怖い打線だがよく知った相手ばかり。自分の投球をしたい」と抱負を語った。デローサ監督は「ベネズエラは『死の組』のD組。そこで全勝したのだから相当なもの。彼らと対戦することに選手たちは燃えている」と話した。

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