ここまで無敗だったベネズエラが優勝候補の米国に敗れ、3大会ぶりのベスト4入りはならなかった。

ここまで安定していた投手陣がいきなり崩れ、序盤から苦しいスタートだった。先発左腕マーティン・ペレス(31=レンジャーズ)が1回先頭から5連打を浴び、1/3回を5安打3失点でKO降板。しかし2番手で登板した右腕ホセ・ルイーズ(28=ホワイトソックス)が1回1/3を1安打無失点と好投し、3番手の右腕ルイス・ガルシア(26=アストロズ)もソロ本塁打を浴びるなどで2点を失ったが4回を投げ好救援した。

5回の攻撃中には1番ホセ・アルテューベ内野手(32=アストロズ)が右手首付近にデッドボールを受けて倒れ込み、トレーナーに付き添われてすぐにベンチに下がるアクシデントもあった。

それでも5回に4番のサルバドール・ペレス捕手(32=ロイヤルズ)の1点適時二塁打、ロナルド・アクーニャ外野手(25=ブレーブス)の犠飛などで4点を追加して逆転。7回にはルイス・アラエス内野手(25=マーリンズ)がソロ本塁打で差を広げた。アラエスは2安打4打点3得点と打線を引っ張った。

しかし8回に救援陣が無死満塁で逆転本塁打を浴び、逆転負けした。