侍ジャパンの大谷翔平(28=エンゼルス)が19日(日本時間20日)、同僚の挑発には挑発でお返しした。準決勝メキシコ戦の前日、会場となるフロリダ州マイアミのローンデポ・パークで調整を行った。

練習を終えると、メキシコ戦で先発するエンゼルスの同僚パトリック・サンドバル投手(26=エンゼルス)と会話。内容について、「お互いに『気をつけろ』と(笑い)。『アリゾナに行く準備はできてるか』と、お互い言ってましたけど」と、不敵に笑った。

勝者は翌日にマイアミで決勝戦を控えるが、敗者はエンゼルスのキャンプ地アリゾナ州テンピへと戻ることとなる。それを皮肉っぽく、言い合ったようだ。仲良しの同僚だが、2日前はサンドバルが大谷について「誰? 彼とは全く連絡とっていない。今は敵だから(笑い)」と挑発していた。

ともに勢いをつけて勝ち上がってきたチーム同士の戦い。大谷は「知っている選手たちもいますし、かといって何か変わるかと言われたら、そんなに変わりはしないので。いいイメージだけ持って打席に立ちたいなと思います」と意気込みを語った。